膜厚計による塗膜の計測
当店では下地処理の前に、膜厚計によって塗装の厚みである膜厚を計測しています。
車の塗装の厚み(膜厚)は、車によってそれぞれ違います。
また同一の車であっても、パネルごとに違っています。
下地処理の技術は、長年の経験によって積み重ねられて行くものですが、それだけに頼ってしまうことは、過信を招く恐れもありとても危険です。
特に中古車は展示や納車の前に磨かれている場合が多いですし、再塗装などの修復を受けた車は、同一パネル内であっても膜厚にばらつきがあったりします。
測定器(膜厚計)を使用して実際の膜厚を計測し、数値化することによって正確な塗装の厚さを知ることは、磨きすぎのリスクを回避できると同時に、ハイクオリティなカーコーティングの基本となる、正しい下地処理を行う上で非常に重要なポイントとなります。