新車のボディに糊残り
新車は製造されてから、ボディを傷や汚れから守るためにラップガードというフィルム状の保護シートが貼り付けられ、その上で各地の販売店に輸送されます。
こちらのBMW 218d アクティブツアラーは、オーナー様のご意向により納車前にディーラーの担当者様がお持ち込みくださいました。ラップガードは上記の画像のようにボンネット、ルーフといった上面と、アウターハンドル周りなどの側面の一部に貼られているのが一般的です。
所々にシワなども見られます。
ラップガードは、このような貼り付け時のシワや保管中の環境等が要因となって、剥がしても部分的に跡が残ってしまうことがあります。
特に輸入車は製造されてからすぐに輸送されるとも限りませんし、輸送期間も数ヶ月に及びます。オーナー様の手に渡るまではどうしても長い時間を要しますので、その間に塗装面がラップガードの糊の影響を受けてしまうことも珍しくありません。
次の画像は、実際に塗装面に残存してしまったラップガード跡の例です。
一見すると傷のようですが、これらはラップガードの跡です。その他シミ状に見えるものなど、上記の画像以外にも様々なラップガード跡がありますが、厄介なところは通常の洗車だけでは落とすのが難しいことです。それゆえに、ラップガードの跡は新車に限らず数年が経過したお車にもそのまま残っていることがあります。
長い期間放置してしまうと塗装と一体化して型となり、除去が難しくなってしまう場合もありますので、後々の美観のためにも新車のうちにしっかり取り除いておくのが大切です。たかが糊残りと甘く見てはいけません。
ガラスコーティング専門店であるリボルト郡山では、専用の高輝度照明の下、塗装面の状態を十分に確認しながら適切な作業によって処理いたしますので、安心してお任せください。