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花粉の影響は車にも

春先に飛散する花粉は、車も影響を受けてしまうことが多いです。

納車直後の新車でも、既に花粉によるシミが見受けられる場合がよくあります。

ホンダ シビック タイプR チャンピオンシップホワイト 入庫時1


納車されてから間もないお預かりとなりましたホンダ シビック タイプRですが、ボディの上面を中心に花粉ジミが生じていました。

次の画像はその一部です。

ホンダ シビック タイプR チャンピオンシップホワイト 施工前スポイラー


スポイラーの黒い部分、通常の水シミとはまた違う形状をしていて分かりやすく、はっきり確認できます。これが花粉ジミです。

花粉自体、ボディに付いただけでは問題ないのですが、その後雨が降ったりして花粉が水分を取り込むことで塗装面へ悪影響を及ぼす場合があります。花粉はカプセル状になっていて、水分を含むと膨張して破裂し、中からペクチンが出てきます。ペクチンは水分が蒸発して乾くと収縮、変形しますが、一緒に塗装までも変形させてしまいます。この流れで生じるのが花粉ジミです。

春先は天候も安定せず雨が降ったり止んだりが繰り返されますので、どうしても花粉の影響を受けやすくなるのはある程度やむを得ないことですが、花粉ジミの厄介なところは通常の洗車で落とすのが困難なことです。だからといって単純にコンパウンド等で磨けば塗装に余計な負荷をかけることになり、これも良くありません。 

負荷を抑えた優しい下地処理 (磨き) を行うために、まずは変形してしまった塗装を元の状態に戻す処置を施しました。

ホンダ シビック タイプR チャンピオンシップホワイト スポイラー施工後


適切な処置によって、花粉ジミはスッキリ解消です。

当店ではお車の様々なダメージに対し、それぞれに合った方法で適切に処置しますのでご安心ください。